液相liquid-treatment
医薬
高度に発達した細孔構造を有する活性炭は、高純度の精製を必要とする医薬精製用途に用いられます。活性炭は、素材由来や製造工程中の副生成物により生じる製品の着色を脱色することもできるため、効率よく医薬品を製造することができます。
大阪ガスケミカルの活性炭「白鷺」は、1900年代前半に武田薬品工業株式会社で誕生して以来長い歴史を重ね、医薬品精製用途において国内トップシェアを獲得しています。医薬品原料・医薬中間体・原薬(合成医薬品原薬、たんぱく質、ヒアルロン酸等)精製時に求められる純度レベルを満たすよう高度な洗浄技術で処理されており、さらに、有機物だけでなくパラジウムやニッケルなどを含む均一系触媒を溶液中から除去することも可能です。また、残留金属やエンドトキシンなどの不純物の除去にも高い機能を発揮します。