INTERVIEWインタビュー

生産管理

04確かな技術を学びながら
マルチに活躍できる人材へ

CF材料事業部

加藤 諒一

2019年入社

入社の決め手

化学素材の研究開発職を志望しており、関西で馴染みのあるDaigasグループで多様な化学素材を扱う当社に興味を持ちました。先輩社員との座談会で社員がイキイキと働いている印象を受け、働くイメージができたことが決め手となりました。私は新規製品の開発だけでなく、開発後の製造移管等にも興味があったので、製造に関わる部署への配属に。大学での研究内容とは異なりますが、化学素材メーカーでの製造に関する技術を身に付けることが、私の夢である新製品の開発や製造移管に役立つと思い、やりがいを感じています。

現在の仕事

製品が世に出るまでを管理する架け橋役

当社製品の中間工程を委託している外注先の管理業務を行っています。具体的には外注先への製造依頼(発注)、納期の調整、原料の出荷に加え、外注先での製造トラブルやクレームに対する対応を行っています。社内外の人との関わりが多く、様々な立場の方の間に立つ役割を担っています。例えばトラブルで生産スケジュールに変更が生じた場合でも、外注先や社内の営業、製造、物流部門と調整を行い、納期が遅れないようにします。また、製造だけではなく研究開発部も兼務しているので、外注先に製造を依頼している原料の物性やその製法の改良を自身の手で行うこともあります。

仕事のやりがい

自身の努力と周囲の協力でトラブルを回避

外注先から納入がスムーズに行われるよう計画を立てていますが、生産トラブル等の不測の事態によりそれが危ぶまれることも。その際は外注先、社内メンバーに協力のお願いをしてまわらなければならず、非常に大変ですが、トラブルを回避、納入できた時の達成感は格別で、その経験を積むことが自身の仕事に対する自信に繋がっています。そして関係者の協力が不可欠となることから、外注先でも自社の生産現場でも、各担当の方との信頼関係の構築を大切にしながら、仕事に取り組んでいます。

大阪ガスケミカルの魅力

先輩社員から確かな技術を学べる環境

当社は大手の化学メーカーに比べ社員数は少ないですが、各分野で高い技術やノウハウを持つ社員がたくさんいます。そして教育に熱心な方が多く、質問すればきちんと答えてくれ、今後に役立つ貴重な情報まで詳しく教えてもらえることも多いです。他部署のメンバーとの交流も多く、幅広い知識を習得できる機会にも恵まれています。以前、炭素繊維の生産効率向上プロジェクトの一員として自社工場の工程データ解析を行った際には、専門外のため戸惑いも感じましたが、外部のコンサルや、ベテラン社員から多くの知見を得ることができ、技術伝承の難しさと大切さを学ぶこともできました。

将来の目標

夢をかなえるために挑戦を続ける

今後の目標は製造と技術開発の両方に携わることができる人材になることです。そして、いずれは自分で新規製品の開発から製造移管までを一気通貫で行いたいと考えています。製造移管の際には、現在の仕事の経験(生産現場とのすり合わせ、費用面での交渉など)が活きてくると思いますので、そのためにまず、現行品の改良方法の開発から量産化までに挑戦しています。現行品ではありますが、少し製法を変えるだけでも、予想以上の調整や手間がかかることを知り、難しさを実感し始めたところですが、諦めずにやり抜きたいと思います。