INTERVIEWインタビュー

研究開発

02自身の想い・熱量×会社の力で
時代を先取りした新しいモノづくりを

フロンティア マテリアル研究所

髙野 一史

2017年入社

入社の決め手

学生時代、そして過去に携わっていた博士研究員、助教時代には、有機合成化学、無機化学、高分子化学など幅広い分野の研究を行っていました。当社への転職当時、基礎研究分野の幅広い分野で人材の募集があったので、経験を生かせると思い応募。面接時に、新しいことにチャレンジできる社風と聞き、自分の力を発揮できると確信したことから、入社を決意しました。

研究開発職としてのこだわり

他の人とは違う視点で物事を捉え、
素早い対応でアイデアを守る

研究開発を行う中で必要なことは、自身の専門分野からはみ出す部分も含めて発想をし、新しいことを見つけることであると考えているため、人とは違った視点、角度を意識してデータを見るようにしています。また、アイデアを思い付いたら、すぐ実行に移して実験を行うことを意識しています。世の中には自分と同じアイデアを思い付いた人、考えている人がおそらく他にもいると考えているため、より早く着手して結果を出し、特許などの知的財産でアイデアを守る、研究開発スピードを意識しています。

フロンティア マテリアル研究所の魅力

自由な発想を尊重し、
新しい技術や材料開発に繋げる

私が所属するフロンティア マテリアル研究所(FML)では、当社で持つ既存の事業領域に捉われることなく、新しい技術や材料の開発に積極的に取り組んでいます。そのため、雰囲気としても新技術・材料の探索、導入に対して前向きで、積極的なアクションに対しても肯定的に推進する雰囲気があるので、経験年数に関係なく、若手でも自由な発想で研究ができます。そして、アイデア出し、基礎研究から最終製品まで携わることができ、自身の想いを込める開発ができることが魅力だと思います。

入社から現在まで

2012
フロンティア マテリアル研究所 研究開発
2016
ファイン材料事業部 研究開発
2017
ファイン材料事業部 兼 フロンティア マテリアル研究所 研究開発
2019
フロンティア マテリアル研究所 研究開発

今後の目標

事業化をねらい価値提供による
社会貢献に根差した研究に取り組む

お客さまからのヒアリングや調整の大切さを、これまでの研究開発を通して学ぶことができました。そして、お客さまの求めるものを作り、喜んでいただくことが自身のやりがいに繋がると考えています。だからこそ、お客さまがイメージする性能、機能を具現化し、信頼される開発者を目指しています。また企業ですので新しいこと、面白そうなことだけをしていてはいけません。社会への価値提供、事業の将来も考え、利益を生むような研究を行うことや、他の研究者たちへのサポートも意識して取り組んでいきたいと考えています。

研究開発職を目指す方へ

既成概念に捉われず、
積極的なチャレンジを

FMLに関わらず当社の研究開発は、会社のHPやパンフレットにある製品関連から想像できるものだけではなく、実際には、非公開で独自技術による様々な研究開発をしています。また、想いを否定せず、やりたいことをどんどんやらせてくれる社風と、上司の理解、環境があることで、新しいことにチャレンジできる環境も実感しています。ただそのためには、自身で勉強しながら、世の中に溢れる情報を的確にキャッチし、将来社会貢献に結びつくビジネスの種として、新しい研究アイデアの元となるものを自分なりに吸収していくことも大切です。みなさんも、HPやパンフレットにある事業内容や製品情報にとらわれず、自分の想い・熱意を持って、時代を先取りした新しいモノを生み出す仕事を当社で一緒にしていきませんか。