化学吸着

化学結合を伴う吸着。不可逆的で吸着熱が大きく、添着活性炭による特定ガス除去に利用。

定義:吸着質分子と固体表面との間に共有結合やイオン結合などの化学結合が形成される吸着現象。物理吸着に比べて吸着力が強く、一般に吸着熱が大きく、脱着しにくい特徴をもつ。

特徴:

  • 吸着質と吸着剤の間で化学結合が形成される。
  • 一般に吸着熱が大きい(概ね100 kJ/mol以上)。
  • 吸着は不可逆または準不可逆となることが多い。
  • 飽和に達すると吸着量が頭打ちになる。
  • 活性化エネルギーを必要とする場合があり、温度上昇によって吸着速度が増加することがある。
  • 薬剤を添着した添着活性炭により、硫化水素(H₂S)、アンモニア(NH₃)、二酸化硫黄(SO₂)などの特定ガスの除去に利用される。

関連:物理吸着、添着活性炭、 添着炭

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