薬品賦活
ZnCl₂、H₃PO₄、KOHなどの薬品を用いて炭材に細孔を形成する賦活方法。
定義:原料または炭化物に塩化亜鉛(ZnCl₂)、リン酸(H₃PO₄)、水酸化カリウム(KOH)などの薬品を含浸させ、加熱処理によって細孔を形成・発達させる賦活方法。ZnCl₂賦活やリン酸賦活では、セルロースなどの脱水反応を促進することで細孔を形成する。一方、KOH賦活では、アルカリによる炭素との反応によって炭素骨格を浸食し、細孔を形成する。加熱処理後は洗浄により薬品を除去する。
特徴:
- ガス賦活とともに、活性炭の代表的な製造方法である。
- ガス賦活に比べて低温で賦活できる場合が多い。
- 高比表面積や特徴的な細孔径分布を有する活性炭を製造できる。
- 木粉などの木質系原料や各種バイオマス原料に適用されることが多い。
- 賦活後に薬品の除去・洗浄工程が必要である。
- 洗浄排水の処理や薬品回収が必要となる。
- 代表的な方法として、塩化亜鉛賦活、リン酸賦活、KOH賦活がある。
関連:ガス賦活、水蒸気賦活、CO₂賦活
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