炭化

原料を加熱して揮発分を除去し炭素骨格を形成する工程。

定義:活性炭製造の第一段階であり、酸素供給を制限した状態でヤシ殻、木材、石炭などの炭素質原料を加熱し、揮発成分を除去して炭化物(チャー)を製造する工程。炭化によって、後工程である賦活の基盤となる炭素骨格が形成される。

特徴:

  • 活性炭製造における前処理工程である。
  • 一般に400~700℃程度で行われるが、原料や製法によって条件は異なる。
  • 加熱により水分やタール分などの揮発成分が除去される。
  • 炭素含有率の高い炭化物(チャー)が得られる。
  • 工業的には蒸し焼きや燃焼ガス雰囲気下で行われることが多い。
  • この段階では細孔構造はほとんど発達しておらず、高い吸着性能は持たない。
  • 続く賦活工程によって細孔が形成・発達し、活性炭となる。

関連:賦活、ガス賦活、薬品賦活

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