破過

活性炭固定床において吸着性能が飽和に近づき、被吸着物質が漏れ出る現象。

定義:活性炭固定床(吸着塔、カラム)において、吸着の進行に伴い活性炭の吸着能力が低下し、流出水または流出ガス中の吸着質濃度が上昇し始める現象。一般に、流出側で吸着質が検出され始めた状態を破過と呼ぶ。

特徴:

  • 吸着帯(Mass Transfer Zone)が出口側に到達した際に生じる。
  • 流出水または流出ガス中の吸着質濃度は、破過後に徐々に上昇する。
  • 流出濃度があらかじめ設定した許容値に達した時点を破過点(Breakthrough Point)と呼ぶ。
  • 破過点は活性炭の交換または再生時期を判断する指標として用いられる。
  • 許容値は用途によって異なり、流入濃度の5~50%程度が採用されることが多い。
  • 破過曲線の形状は、活性炭の吸着性能、細孔構造、吸着質の種類、流速、接触時間、通液量(通ガス量)などの影響を受ける。
  • 破過曲線は、活性炭の必要充塡量や交換・再生周期を設計するための重要な基礎データとなる。

関連:空床接触時間(EBCT)、粒状活性炭、固定床

100 周年
特設サイト

活性炭ビジネス100年の歴史と未来へ

大阪ガスケミカルの活性炭事業 100年の歩みとこれからのストーリー。

高機能活性炭のご相談なら、大阪ガスケミカル株式会社へ

「白鷺」ブランドを展開する大阪ガスケミカル株式会社は、2014年にスウェーデンの Jacobi Carbons Group をグループ化し、世界トップクラスのグローバル活性炭メーカー として、世界10か国の製造拠点から100か国以上のお客様へ製品・技術を供給しています。 用途に応じた豊富な製品ラインアップからお選びいただけます。

活性炭のご相談・お見積は、大阪ガスケミカル株式会社へ

大阪ガスケミカル株式会社は、上水処理、空気浄化、食品・医薬品の精製、工業用途まで 幅広い分野で活性炭を提供する専門メーカーです。製品選定から納入後の技術サポート まで、活性炭事業部が一貫してお応えします。

大阪ガスケミカル株式会社  活性炭事業部