強熱残分(灰分)
活性炭を完全燃焼した後に残る無機物の割合(%)。医薬品や食品精製用途の品質指標。
定義:活性炭を高温で強熱し、有機成分や炭素分を燃焼除去した後に残る無機残留物の質量割合。一般にシリカ、カルシウム、鉄、アルカリ金属などの無機成分から構成され、質量百分率(%、質量分率%)で表される。
標準的な値(原料別):
- ヤシ殻系:1〜5%
- 木質系:1〜8%
- 石炭系:5〜15%
※値は原料や製造条件によって異なる。
管理・確認の目的:
- 医薬品、食品、飲料などの精製用途では、製品品質や各種規格への適合性に関わる重要な指標となる。
- 灰分が多い活性炭では、無機成分の溶出により処理水のpHや電気伝導度に影響を及ぼすことがある。
- 再生活性炭では、熱再生を繰り返すことで灰分が蓄積し、吸着性能の低下要因となる場合がある。
- 灰分の組成によっては、触媒作用や吸着特性に影響を与えることがある。
関連:ヤシ殻系活性炭、木質系活性炭、再生、 触媒
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