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熱硬化型樹脂原料

フルオレン系エポキシ樹脂

フルオレン系エポキシ樹脂は、立体的でかさ高いカルド構造を有しており、
様々な変性技術により、耐熱性と透明性、または耐熱性と柔軟性を両立するような特異な性能を示します。

特長

高耐熱性

高温時低弾性

使用用途例

  • 電子材料用接着剤原料イメージ
    電子材料用接着剤原料
  • 固形・液状封止剤原料イメージ
    固形・液状封止剤原料
  • 塗料原料イメージ
    塗料原料
  • 積層・含浸樹脂原料イメージ
    積層・含浸樹脂原料
    (プリント基板、
    CCL銅張積層板、など)

製品一覧

製品名 OGSOL
PG-100
OGSOL
CG-500
OGSOL
EG-200
OGSOL
EG-280
特長 高耐熱
高温時低弾性
高透明性
高耐熱
高温時低弾性
良溶解性
高耐熱
高接着強度
高耐熱
高柔軟性
外観 白色固体 黄色固体 粘稠固体 淡黄色液体
エポキシ当量[g/eq] 260 310 290 460
全塩素量[ppm] 1,200 1,000 490 170
粘度[mPa・s] 350
(150℃)
3,200
(180℃)
60
(150℃)
7,500
(25℃)
耐熱性
(5%重量減少温度)[℃]
354 400 389 368

上記データは参考値であり、製品の品質を保証するものではありません。

温度別弾性率

フルオレン系エポキシは常温領域では高弾性率を保持しながら、
Tg以上の高温領域では弾性率が大幅に下がります。
そのため、高温領域での加工時に反り低減が期待できます

硬化物作製条件

硬化温度:175℃×5時間
硬化剤:フェノールノボラック
硬化触媒:トリフェニルホスフィン(TPP)

温度別弾性率図

耐熱劣化試験

OGSOL EG-280のフェノール硬化物は、汎用の柔軟性エポキシ樹脂と比較して、加熱試験後も柔軟性を保持します。
高温環境下でも柔軟性を維持したい用途での適用が期待できます。

硬化物作製条件

硬化温度:115℃×5時間
硬化剤:フェノールノボラック
硬化触媒:トリフェニルホスフィン(TPP)

200℃×5h加熱前後比較図
加熱前後の引張伸び率比較図
加熱前後の引張伸び率比較図

※詳細なデータは右記カタログデータを参照ください。

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